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【連載121】入居者獲得の決め手を伝える

  • 2020/06/01

 私たちが推進する「借りるマイホーム」=戸建賃貸住宅の主な入居ターゲットが子育て世代です。このことを施主にしっかり理解していただくことが受注につながります。

 賃貸住宅経営を考えている人の中には、空室が増加する中で新たに賃貸住宅へ投資することを躊躇する人も少なくありません。こうした人は、すでにアパート経営を行っている人や熱心に賃貸経営を勉強している人に多いようです。しかしそういう人こそが私たちがビジネスのパートナーとして共に歩める施主であると言えるでしょう。

 ハウスメーカーの営業マンの中には、賃貸経営の未経験者や情報が少ない人を狙って、ただアパートを建てれば儲かるといったことを伝え「建てさせる」例が少なくありません。私たちグループはこうした営業とは一線を画し、施主も私たちも双方が利益を得られるビジネスを目指しています。だからこそ、私たちの伝えることを、冷静に正しく理解してくれる施主にアプローチしていきたいのです。

 さて、戸建賃貸住宅の入居ターゲット・子育て世代のニーズですが、まず最優先に「子供」です。「良い環境で育てたい」「伸び伸び育てたい」ということに尽きます。「良い環境」とは、教育評価の高い学校の通学圏であること、青少年にとって健全な街であることといったこととなります。これは立地の問題ですが、「伸び伸び育てたい」は建物の問題です。「音」の問題や庭など「空間」のことは、集合住宅では得ることができません。部屋で、共用部で、走り出す子供を都度叱っていなければならない場所では、とても「伸び伸び」育てることはできません。施主が活用とする土地が、子育て世代のニーズの「環境」面をクリアしていれば、戸建賃貸住宅を自信を持ってお勧めしましょう。

 賃貸住宅経営は入居者がいなければ成立しません。入居者のイメージを明確にし、エリアにおける需要と供給を事前にしっかりと把握した上で建設しなければなりません。需要が多く供給が少ない高品質な戸建賃貸住宅は、空室増大時代でも十分通用する収益物件となります。入居期間が長く、かつ入居者自ら建物を管理することから管理コストの軽減もはかれることも、子育て世代をターゲットとした戸建住宅による賃貸住宅経営の大きなメリットです。このことをしっかりと施主層にアピールしていきましょう。

 

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