【連載115】ホームページに誘導するのは“人”
- 2020/03/02
テレビや一般紙などマスメディアを利用した広告宣伝の効果は、確かに大きなものがあります。洋館家本店もかつてゴールデンタイムの報道番組の提供でコマーシャルを放映しましたが、その反響はとても大きなものがありました。その時は、グループの問い合わせに対応できる体制がまだ不十分で、反省点を残したままやむなくコマーシャル放映から撤退しました。体制が整い、改めて昨年から行っているBS放送での通販型コマーシャルの反響は上々です。こうした全国放送での広告宣伝は、洋館家商品のブランドイメージを確実に高めています。
さらに、ここ数年力を入れているのがホームページを利用した広告活動です。「通販住宅」の完成をめざす私たちにとっては、住宅のネット通販はぜひとも実現させたい形です。かつては、住宅のような高額商品をホームページで購入する人はいないだろうと言われましたが、現在、本部への問い合わせの多くが、ホームページからのものとなっています。広告業界ではネット広告の売上がテレビ広告のそれを上回ろうとしていると言われていますが、住宅においてもネット広告の効果は大きくなっています。「商品=住宅を知る」ためにネットを利用する層はますます増え、「商品=住宅を買う」ためにネットを利用する層も増えていくでしょう。住宅をネットで購入する時代は、すぐそこまで来ているのです。
テレビ広告とネット広告の違いの一つは、テレビは「ながら」視聴、つまり受け身でも広告情報が入ってくるのに対して、ネット広告はユーザー自らが検索等によりアクセスしなければ目に触れません。本部でも採用しているターゲティング広告などのような「ネットを開けば広告が目に飛び込む」しくみもありますが、その商品やサービスをまったく知らない人に宣伝のためのホームページの存在を知らせるには、そのための宣伝が必要ということになります。テレビや新聞・雑誌など従来型の広告は、こうしたホームページへの誘導を目的としたものになります。テレビや新聞広告でよく見かける「詳しくはネットで」というものです。
本部ではこうした状況を踏まえ、ホームページ広告の充実を図るとともに、さまざまなネット広告の活用を進めていきますが、同時に、このネットへの誘導のための取り組みを強化していきます。その中には、テレビ等の活用ももちろんですが、全国の会員の力を結集させた取り組みも必要だと考えています。
洋館家本店ネットワークに加盟する全国の施工店・販売店の皆様は、地場に根付き、地域密着の事業を展開している事業者ばかりです。会員の顧客接点活動の中で、洋館家の商品、戸建賃貸経営の魅力を伝える「ホームページの存在」を知らせ、人とネットとが連携した広告宣伝活動を展開していきましょう。
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