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連載83 無戸建賃貸のメリットを簡潔に伝える

 『RA投資マニュアル』の第1章では、借り手のニーズと同時に、建てる側のメリットも簡潔にまとめています。既に皆さんも十分承知していることかと思いますが、セールスにあたってのポイントとして、本の中の見出しを少し変えて、改めて項目建てしてみましょう。

1. どんな形の土地でも活用できる(『RA投資マニュアル』24ページ)
・立地条件が悪い土地でも入居者ニーズがある
・地形が悪い(変形地、旗竿地、狭小地)土地でも建築可能
・広い土地も順次建設するなどリスクを軽減した活用が可能
2. 投資額が少なくリスクが少ない(同26ページ)
・戸建賃貸1棟1,400万円・年収168万円想定で借入期間が圧縮できる
3. 入居募集や管理面のメリットが多い(同28ページ)
・入居者が清掃・管理する
・長期間入居が期待できる
・希少物件なので空室リスクが低い
・高収益・高利回
・優良入居者が多くトラブルが少ない
4. 相続や売却がラク(同30ページ)
・オーナー自身が住むこともできる
・贈与ができる
・分筆がラクで物納もできる
・売却がラク
5. 多くの節税効果がある(同32ページ)
・相続税、固定資産税、都市計画税などが軽減される

 以上、5つの項目については、本の図を示すなどして説明しましょう*
 地主など土地の有効活用を考える方へは、上記1に加えて、第2章の戸建賃貸への投資プランの章で、「空き地対策」の提案もしています(同36ページ)。空き地は近隣にとって迷惑であり、オーナーにとっては管理が厄介でコストもかかります。空き地を放置するリスク、管理するコストを考えると、家賃を払う入居者自ら清掃・管理する戸建賃貸の建築は、空き地対策の有効な手立てと言えます。
 このように『RA投資マニュアル』の第2章では、オーナーの所有物件の状況に応じたさまざまな提案方法を掲載しています。しっかり読み込んで、営業先の状況に応じた提案をしてみてください。

*本の内容の無断複製は禁じられています。著作権に配慮し、本からの引用には「資料出所・『RA投資マニュアル』」とご記載ください。

『RA投資マニュアル』
中央経済社 2,600円+税

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