【連載22】「格差社会のビジネス」単体企業の限界性
新年度がスタートしました。洋館家グループでは3月、東京と大阪の2か所で恒例の全国セミナーを開催しました。今年も多数の方々にご参加いただき、厚く御礼を申し上げます。
さて、今回のセミナーでもグループのさまざまな取り組みと、多数の外部ブレインの方々からご挨拶やご提言をいただきました。そして私は、「『格差社会のビジネス』単体企業の限界性」というテーマでお話をさせていただきました。短い時間でしたのでお伝えしたいことのほとんどはお話しできませんでしたが、詳細はこのブログや情報誌「YCYNews」などに書いていきたいと思っています。
私がお伝えしたかったことは、タイトル通り、格差社会が進行する中にあって、企業は単体でビジネスを展開するには限界があるということを知っておくべきだということです。企業はそれぞれの力を発揮しつつ連携・提携し、「共存」の方向をめざすべきです。そのためには「競争」ではなく「協創」という考え方で臨まねばなりません。これからの企業にとって、こうした「思想と理念」を持つことは、最も大切なことだと私は考えます。
洋館家グループはこうした「思想と理念」を共有した集団となっていかなければならない、ということが、私が施工店様、販売店様に強く呼びかけたいことなのです。
こうした考え方の下で、今年度は具体的に以下の取り組みを行います。
1 関係先の税理士を活用し、富裕層を対象に相続や資産活用セミナーを全国で開催する
2 企業富裕層などのデータ活用
3 「共存と関係性」をテーマとした本部主導による異業種との提携
4 厚労省助成金を活用し営業力の飛躍的アップを実現する講座の実施
5 大手と提携したサブリースと融資支援、案件の紹介
6 投資家への売買や割賦販売など不動産ソリューションの活用
7 耐震・温熱・劣化・維持管理等での性能評価の活用
8 本部主催セミナーでの厚労省助成金の導入
以上が、今年度実施する主な本部施策です。それぞれの内容の詳細については、順次ご案内してまいります。