このコーナーではちょっと手間をかけても作りたくなる“世界の料理”と、その国ならではの建物事情をご紹介します。今回のテーマはモンゴルです。読んでみて食べてみて、ぜひ旅気分を味わってください。
伝統のウインナー料理
トード・イン・ザ・ホール(穴の中のひきがえる)はイギリスの伝統的なオーブン料理。生地の中のウインナーをかえるに見立てています。今回はおやつ風にアレンジしました。実際は甘くない生地(ヨークシャープディング)で作り、グレイビーソースをつけていただきます。
誰だって、暑い夏は涼しく、寒い冬は暖かく過ごしたいもの。住宅において冷暖房設備は欠かせない存在ですが、それが法律で規制されている国があります。
イギリスでは、「住宅における健康と安全の指針」という法律があり、室温が最低18℃を保てない賃貸物件には改修・解体の命令を下すこともできるのです。
日本の環境省が推奨する室温の目安は夏は28℃、冬は20℃。とすると、イギリスの冬の場合の18℃は法律で規制するほどのことかな?と思う人もいるかもしれません。実はヨーロッパでは、暖かい家で暮らすことは基本的人権として認められているそうなのです。さすが!という感じがしますね。