日本ではいくつかの都道府県でビルを新築する際などに一定の緑化が義務づけられていますが、その元祖といえるのがノルウェーの草葺き屋根ではないでしょうか。
わが国の茅葺き屋根・藁葺き屋根は刈り取った草を屋根材にするもの。一方、ノルウェーの草葺き屋根はビルの屋上緑化システムと同様、屋根に敷かれた土から草が生えています! その効果は、夏は草の水分が蒸発する際の気化熱で涼しく、冬は草と土が断熱材となって暖かいとか。自然に溶け込んでしまうので見た目もおとぎ話に出てくる家のようで、なんともロマンチックな住居です。