以前、このコラムでベトナムの家の間口の狭いことを紹介しましたが、オランダも負けてはいません。その昔、外から見て課税できることから窓税が施行され、それが発展して間口税になったとか。そして、オランダの人びとはさらに工夫を凝らします。上の階に行くほど床面積がちょっとずつ広くなっていく、つまり壁が斜めになっているそうです。
間口が狭いので、引越しの際に家具を2階や3階の窓から直接引き入れられるように、家具をロープで吊り下げるためのフックが外壁についているのですが、壁が斜めなので、家具が壁にぶつかりにくいという利点も。恐るべし生活の知恵ですね!!