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 取材地メモ
街と建物



埼玉スタジアム2002
〒336-0967 埼玉県さいたま市緑区美園2-1

 2017年8月31日にあった注目のワールドカップ最終予選。2002ワールドカップ( 日本開催) のためにつくられたこの埼玉スタジアムで、日本がオーストラリアを下し、ロシア行きの切符を手にしました。
 アジア最大級という6万3700席のサッカー専用スタジアムを誇るほか、サブグランド3面、フットサルコート2面を保有。周辺には四季折々の草花が楽しめる公園が広がっています。
 また、雨水や太陽光発電の利用に加え、災害発生時には防災活動拠点ともなるよう、環境・防災面も配慮されています。
 建設費用は356億円。用地買収、公園整備まで含めると766億円。スタジアム本体は地上5階地下1 階建てで、矩形のピッチを円形のスタンドが囲み、ピッチ長手に沿ってテフロン膜製の大屋根2つが架けられています。
 専用スタジアム内には南北に2オーロラビジョン、スタンドアッパーに2オーロラリボンがあり、一体感を一気に高めます。

  今回取材した街

 埼玉県 さいたま市


 黄粉とこし餡。
 こし餡は白だんごとヨモギだんごの2種類。

 2001年に誕生したさいたま市。現在、市の中心駅は新幹線駅の大宮駅(旧・大宮市)のように言われますが、駅の開設は県庁に近い浦和駅(旧・浦和市)の方が先。1883年(明治16年)の鉄 道開通と同時にできました。
 その浦和駅ができる前から、駅近くに店を構えていたのが「ときわだんご本舗」(創業は1875年)。“ 駅前のときわだんご”は、かつて浦和市民のほとんどが知っていました。
 1981年に駅前広場の整備で商業施設「浦和コルソ」が開業すると、その1階に入りました。

賃貸物件の現況〈さいたま市〉

市街地の拡大を抑制し、地域拠点づくりに注力

■人口増、2025年人まで続く見通し
 20政令指定都市で唯一内陸県にあるのがさいたま市。2001年に県都の浦和と大宮、与野の3市合併で誕生。2005年に岩槻市が加わりました。いずれも首都・東京のベッドタウンとして発展してきましたが、現在は市街地の拡大を抑制し、各地域拠点への都市機能の集積と拠点間ネットワークづくりに注力しています。人口増は2025年の126万人まで続く見通し。

■賃貸空室率は16.3%、でも競争は熾烈
 さいたま市の住宅状況(2013年「住宅・土地統計調査」)は、住宅総数57.0万戸のうち、89.6%にあたる51.0万戸が居住有り。居住無しは5.9万戸に過ぎず、空き家は10.3%と低率です。賃借住宅は22.5万戸あり、住宅総数の39.4%。うち空室は3.7万戸で、空室率も16.3%と低率。とは言え、県内の貸家新設は年2.4万戸。うち1/4がさいたま市と見られ、競争は熾烈です。

■目立つ地域間格差、アクセスの良否反映
 9月初めの家賃相場(athome)を、区別の総平均で見ると、浦和区の7.99万円から岩槻区の5.62万円までと大きな差が生じています。アクセスがいい大宮区の総平均は7.4万円で、1R~1K6.41万円、1DK~2DK7.25万円、2LDK~3DK8.5万円、3LDK~4DK11.3万円といった水準。近隣都市では川口市が6.5万円、上尾市が5.5万円などと、東京に近いほど割高傾向です。

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単位:戸 

■ さいたま市の住宅状況


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■ さいたま市の居住無住宅の概要

*2013年「住宅・土地統計調査」による。誤差は四捨五入による。
*賃貸空き家率 
→さいたま市 居住有借家 188,040 居住無賃貸用空き家 36,500 賃貸住宅 224,540 空き家率
→埼玉県 居住有借家 909,700 居住無賃貸用空き家 210,700 賃貸住宅 1,120,400 空き家率



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