取材地メモ
街と建物



渋川商工会議所会館(旧渋川公民館)
〒377-0008 群馬県渋川市渋川2403

 群馬県内にある赤城山・榛名山・妙義山の3つの山を結ぶ道路は「上毛三山パノラマ街道」とネーミングされていて、渋川市内は県道33号がそのルートです。通り沿いの中ノ町エリアにあるレトロな建物「渋川商工会議所会館(旧渋川公民館。旧渋川信用組合)」は、1931年(昭和6年)の竣工。建造当時は近世復興様式と呼ばれ、鉄筋コンクリート造の洋風建築の要素を多く取り入れたアール・デコの建築です。
 また、太平洋戦争中の空襲での機銃掃射の被弾痕が残り、歴史的にも貴重な遺構と言えます。老朽化により一度は取り壊しが決まりましたが、多くの市民の要望に応える形で2011年(平成23年)7月に渋川市の重要文化財に指定され保存が決まりました。建物は付近の区画整理に合わせ、2014年(平成26年)4月に曳家(ひきや)移転で北東に5メートルほど動かし、内部の改修を経て地域商工業の拠点の会館としてリニューアルオープンしました。

  今回取材した街


渋川駅  

 群馬県 渋川市

 群馬県のほぼ中央に位置し「日本のへそ」を自認。毎年7月には「へそ祭り」が開かれます。古くから三国街道の宿場町として栄え、近代でも1921年(大正10年)に上越線(当時は上越南線)の終起点・渋川駅が開業するなど交通の要衝でした。


水沢うどん  

 2006年(平成18年)の大合併で旧・渋川市と北群馬郡伊香保町・小野上村・子持村、勢多郡赤城村・北橘村が一緒になり、現在の渋川市(人口約8万7,000人)となっています。伊香保温泉や水沢うどんは全国的にも有名です。

賃貸物件の現況〈渋川市〉

貸空室率は県全体平均を上回り28.7%
アパート家賃は2DKで4万円台~

渋川市総合計画では、市がめざすべき将来像を『やすらぎとふれあいに満ちた“ほっと”なまち』と定め、平成33年度達成を目標に、耐震化の促進、市営住宅のバリアフリー化、地域の魅力を活かした町づくりなどの住宅施策を進めています。

■住宅状況
 総務省の2013年「住宅・土地統計調査」によれば、市内の住宅数は3万3,460戸で、うち居住ありが2万8,300戸、居住なしが5,160戸。空室率は15.4%。これらのうち、賃貸用住宅は8,140戸あり、うち居住ありは5,800戸、居住なしは2,340戸。空室率は群馬県の全体平均(26.9%)より多い、28.7%の高率となっています。

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■家賃相場
 2016年12月現在の家賃相場は、HOME'S調査(駅から徒歩10分以内の平均賃料、管理費・駐車場代除く)によれば、物件数の少なさを反映してアパートだけとなっており、2DKで4.30万円、2LDKで5.12万円。
 一方、CHINTAI調査(築20年以内、管理費・駐車場代などを除く)によれば、金井4.65万円、半田4.80万円、白井5.60万円、中郷5.02万円といった相場にあるようです。




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