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 取材地メモ
街と建物



七日町通りのレトロ商店街
会津若松市大町一丁目~会津若松市七日町

 「七日町通り」は、会津若松市内の国道118号線「神明通り」から只見線七日町駅付近までの市街地の道路で、国道252号線の経路でもあります。
 江戸時代は越後街道と呼ばれ、米沢街道や下野街道も合流し、日光街道と交わる主要道でした。
 城下の西の玄関口として問屋や料理屋が軒を連ね、旅籠(旅館)の数は明治初期に30軒もあったと記録されています。その繁栄は昭和30年代まで続き、会津一の繁華街として賑わいました。
 通り沿いには創業300年の白木屋漆器店や大正、昭和初期の建物が並びます。一時さびれそうになりましたが、90年代から街並み保存の機運が高まり、昔からの建物に加え、レトロ感を演出した造りのお店が新たにオープンするなどして、会津の新しい観光名所となっています。
 観光シーズンは大勢の人々がガイドブックを片手に散策しますが、雪の街並みも風情があります。今回の表紙写真は地元企業の一矢建設さんにご提供いただきました。

  今回取材した街

 福島県 会津若松市


 喜多方ラーメンの発祥はこちら、と地元の人が
 言う会津ラーメンと一緒に。ハトヤ食堂。

 会津藩の城下町・会津若松。幕末・白虎隊の悲劇が有名です。会津と言えば米どころ、水どころ。米と水が良ければ、酒どころ。会津若松市酒造組合には13の酒蔵が加盟し、10数種類以上の銘柄があります。
 水が良ければ食べものもうまい。そんな会津で近年、B級グルメとして話題なのがソースかつ丼。丼の上のカツに、ソースがたっぷりかかっています。「ソースカツ丼発祥の地」は諸説ありますが、会津は「『ソースカツ丼』に、最初にキャベツを入れた町 」だそうです。

賃貸物件の現況〈会津若松市〉

「歴史・文化・伝統」+「地域資源」活用でしごとづくり

■「10万人程度の安定人口」を維持へ
 福島県西部に広がり、独特の地域文化を育んできた会津地方。会津若松市はその中心都市で、2015年時点の人口は12.4万人、世帯数は4.8万世帯。人口は1995年の13.7万人をピークに、高齢化と並行しながら減少ピッチが速まっています。
 会津若松市ではこのため、2017年度から向こう10年間にわたる第7次総合計画を策定して動き出しています。目指しているのは、IT活用などによるスマートシティづくり、公共施設・行政サービスの適正化、そして歴史・文化・伝統+地域資源を生かしたしごとづくり。これにより、10万人程度の安定人口を維持していきたい考えです。

■空室率は25.5%も、家賃は1R~1K堅調
 左の表のとおり、住宅総数5万6,900戸のうち、賃貸住宅は39.1%にあたる2万2,300戸。そして、うち「居住有」は1万6,600戸で、空室率は25.5%という高さ。東日本大震災で避難者が転入し、そして多くが転出した結果、こうした結果を招いています。ただ、個人住宅などの空き家が急増。空き家総数に占める賃貸住宅の比率、は2003年の72%から2013年には60%へと減っています。
 最近の全体平均の家賃相場をアットホーム調べで見ると、4.93万円。1DK~2DK、2LDK~3DK、3LDK~4DKがやや弱含みであるのに対し、1R~1Kはこの1年間堅調が続いています。

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■ 会津若松市の住宅状況


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■ 会津若松市の居住無住宅の概要

*2013年「住宅・土地統計調査」による。誤差は四捨五入による。
*賃貸空き家率
→会津若松市:居住有借家16,590+居住無賃貸用空き家5,680=賃貸住宅22,270 空き家率25.5%
→福島県:居住有借家222,000+居住無賃貸用空き家35,900=賃貸住宅257,900 空き家率13.9%



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